【働き方改革】世界と日本のワーク・ライフ・バランス
昨今、ワークライフバランスが注目されています。
「働き方改革」
という言葉が、ここ数年でずいぶん浸透してきたように思います。
しかし、働き方改革による制度の利用状況は、
利益重視を目的としている民間企業では、ほぼ見られないです。
ブラック企業は、民間企業に多く、ブラック企業に勤める人を「社畜」
といったりもします。
国民性を見るべくして、有給取得率、1日当たりの労働時間、休み日数、その他の優遇措置があれば、
アジア、アメリカ、ヨーロッパに分類して見ていき、
そうすると、おのずと国民性も見えてくることでしょう。
今回は、有給休暇取得率について、「満足しているのか?」
を見ていきます。
世界19か国の有給取得率を表したものです。
国際比較調査2018
https://welove.expedia.co.jp/infographics/holiday-deprivation2018/
・有休取得率・有休取得日数
スペイン 30/30日 100% フランス30/30日 100%
イタリア 21/28日 75%
香港 14/14日 100% 韓国14/15日 93%
アメリカ 10/14日 71% 日本10/20日 50%
・有休休暇消化に罪悪感のある人
スペイン21% フランス25%
イタリア21%
香港38% 韓国55%
アメリカ39% 日本58%
・「休み不足」を感じている人
スペイン 47% フランス 64%
イタリア 61%
香港 69% 韓国 72%
アメリカ 59% 日本 53%
・「有休休暇もっともらえる」と思ってる人
スペイン 58% フランス 64%
イタリア 61%
香港 86% 韓国 78%
アメリカ 67% 日本 54%
日本のワークライフバランスをみるために、
有給休暇について、世界19の国と比較してみました。
そこで、日本国内の企業は、
有給休暇が消化できる全体日数が少ないこと、
また、有給休暇の消化日数が少ないこと
が分かりました。
それでまた、有給休暇を消化できていない労働者たちは、
各国にくらべ、有給休暇をもらう権利がない、休み不足を感じていない
という結果になりました。
有給休暇のみで
休みを判断すると、このような結果になりましたが、
トータル的に「休み不足か?」を知るためには、
1日当たりの労働時間、1年の休み日数、その他福利厚生について
比べていく必要があると判断できます。
今回は、有給休暇の取得状態と、休み不足か?について見ていきました('ω')ノ